【登録 2005/09/03】
[ 断片 ]
〈存在と宇宙論〉
身体と肉体
「身体」というとき、ファシズムの匂いがする。
身体とは統制的であり、管理的であり、目的をもった統合の匂いがする。
このことばに異を唱えることのできないものらの何という鈍感。
肉体ということばには、存在の単位そのものを独立させるべき大らかさがあり、つねに抑圧に抗い、自由への道筋を求めるエネルギーが感じられる。
(C)
紙田彰, Akira Kamita.
(未定稿)
[作成時期] 2005/05/30