【登録 2007/10/25】  
紙田彰[ 断片 ]


線は境界または理想化された1次元(ひも)

境界としての線は位置の不確定なあいまいな差異であり、そのあいまいさでこちらとあちらを区別するように見える(!「見える」に意味があるような気がする)。
1次元の線では、実在としては0ではないから、実体のある次元と考えられるかもしれない。
しかし、線それ自体で、線の外にあるものとは絶対的に区別される。
つまり、本質的にはこちらの方が絶対的な境界をもつと考えられるのではないか(また、1次元は内部をもたないから、絶対的に境界をもたないともいえる)。

(未定稿)

[作成時期]  2007.05.10

(C) Akira Kamita