【登録 2005/09/03】  
紙田彰[ 断片 ]


展示室にて

かすかな昂奮が息づいていることは否めないようだ。
床を這うように何ものかの硬い尖端がひきずられていく。
それは見ることのできないものなのであるが、見えるような気にさせる確かな音。音そのもの。

(未定稿)

[作成時期]  2005.05.

(C) Akira Kamita