協力予定: Sounds /作曲・制作  S. KAMITA
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Copyright (c) 2001- Akira Kamita
紙田 彰による 詩的絵画の試み

第3回 紙田彰展 "Blotting Method"
――水彩画による詩的実験

2004.3.1 - 6 小野画廊・京橋

[展示作品]

poetic art by KAMITA, Akira

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●出品作品[31点]

 作品購入希望の方で、展示作品以外の作品にも興味のある方は、F10までのサイズに限って会場に持参しますので、前もってその作品、来展時間等をメールでお知らせください。

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→展示室の様子

Akira Kamita 3rd Exhibition, "Blotting Method"
――水彩画による詩的実験


第42回北陸中日美術展入選作
 oil painting (100号, 1167×1820mm)
Origin

だが 始まりなどない
あるのは終りだけだといっても
はじまりの光の眩ゆさへの
憧憬はせつない
  ――(彼らの貌が)

Blotting Method, watercolor (F10, 530×455mm)
Blotting Method

粒子が互いに寄り添うと
誤差の論理で
美しい立体が迫り出してくる
  ――「diffused reflection」

●売約済
Blotting Method, watercolor (F6, 410×318mm)
Blotting Method

空の高みから
石英や水晶、方解石の切片が
七色の燦きを発して
雪のように舞い降りてくる

見えない輪郭が
たしかに物質的な光となって
幾何学的に交錯している
  ――「diffused reflection」
fragment I, watercolor (245×117mm)
fragments I


 私は私の属しているものを知ることはできない。また、私が属しているとされるものも、私を知ることはない。さらに、私が私を属しているとするものを推測することはできるが、本当は知ることはできない。
 私がこれらを知ることができるとすれば、それはファシズムということであり、私自身の自由からも、あらゆる存在の自由という問題からも遠く隔てられてしまうということである。
  ――「自由とは何か」冒頭
fragment II, watercolor (SM, 232×168mm)
fragments II

思考の形、思考の色、思考の瞬間と永遠!
  ――「diffused reflection」
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