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アルティスへとやって来た

心あたたまる辛さ
やりばのない眼
瞼の裏
瞳孔の底
膝の関節が外れる
殴られたときに挫いたのだ

ぱさりと残飯入れに捨てる
時間が詰まっていたので
痛がって声を出すこともない