[資料] アピール! 天安門事件: 05(中国人活動家・著)[了]

 趙紫陽は次のように自分の意思を表明した。「学生運動の鎮圧だけは私にはどうしても出来ない。今日の罪人にはならない。たとえ殺されようと、打倒されようとも、出来ないことはとうてい出来ないのである。たった一人になっても、このような意見を最後まで堅持し続ける。
 経済問題については、責任を感じる。それなりの心構えも出来ているが、学生のハンストは予想外のことである。今日、このように発展してしまっても、学生運動の弾圧に私はなお断固として反対し続ける」

(了)