かたーい体を柔くする その2 姿勢について

「姿勢をよくしろ!」って、言われるじゃないですか。

姿勢って、柔軟性とも、すごく関連性があると思うのです。

姿勢をよくすればいいのか?
体の緊張、筋肉の緊張が体の硬さにつながります。
姿勢が悪いと、ますます負荷が特定の部位にかかり 筋肉が緊張し、コリに代り、そして体を硬くします。
これ自体は、本当にそのとおりだと思います。

で、みんな考えることは、「じゃあ、姿勢をよくしないと」と思うわけです。
姿勢がいいラインを真似して、姿勢を無理に変えると、なにが起こると思いますか?
筋肉の緊張が起こります。つまり、「よい姿勢をとる」こと自体が、苦しくてさらに筋肉の緊張を起こしてしまうのです。
やっかいですね!
僕も姿勢をよくしようと頑張りすぎて、腰をそらしすぎて、逆に脊柱起立筋を硬くしてしまったことがあります。要注意です。

姿勢をよくするには、まずは筋肉を「ほぐして」そして「伸ばして」、筋肉がそのよい姿勢をとれる準備ができていることが必要です。
姿勢をよくするのは、毎日1mm,1mmずつ、「ほぐし」と「ストレッチ」を併用しながら、進めていくのがよいと思います。
姿勢は無理してよくする必要はないです。筋肉が柔くなった結果として、自然に姿勢は良くなっていくのが、よいと思います。

どんな姿勢がよい姿勢なのかのイメージは、持っていたほうがいいとは思います。
姿勢と柔軟性は、「卵が先か、鶏が先か」と同じような関係かと思います。

あと、いくらよい姿勢だからって、そのままその姿勢を続けていたら、よくありません。
結局、緊張が起こります。
僕らは、「静物」ではなく、「動物」なんです。
「動いている」ことが、ノーマルなんです。
「揺れている」ことが必要なんです。

これに関していえば、「ゆる体操」の創始者の高岡英夫さんやそのお弟子さんの映像をみると、
いつもゆらゆらとしていて、凄いなあと思います。youtubeなどで探してみてください。
(「ゆる体操」も学んだことがあり、これは腰痛改善にはけっこう効きましたよ)
今でも、たまに「ゆる体操 黄金の4技」だったかな? やっています。

卵と鶏の関係サークルをぐるぐるとやっていると、姿勢がどんどんと変わってきます。

胸が開き、首の位置が代り、腰のS字が出来てきます。

「猫背を改善するには」

これはまた次回以降に書いてみたいと思います。