音楽協力: Sounds /作曲・制作  紙田 聡
紙田彰の世界 INDEXへ


Copyright (c) 2006- Akira Kamita
紙田 彰による 詩的絵画の試み

「超ひも理論」シリーズ
紙田 彰「10-44sec.―重力の発生」展17th

'07.1.8〜13 11:30-19:00(最終日は16:00まで)
[ 京橋・小野ギャラリー ] 企画

[展示作品]

poetic art by KAMITA, Akira
協力 (株)クサカベ、東洋クロス(株)


原初性(ブリミティビティ)の奪回!

画像をクリックすると、作品ページが開きます。

■出品作品一覧

→ポスター(PDF 52KB)
→案内カード
→頒布用パンフ「詩と断片」(PDF 322KB)
→展示室の様子

Akira Kamita The 17th Exhibition
「超ひも理論」シリーズ
紙田 彰「10-44sec.―重力の発生」展17th


[展示作品]
画像をclickすると、作品ページが表示されます。

<Super-string>
oil on canvas, F120 x 4, 521.2×194.0cm

10-44sec.―重力の発生
oil on canvas, S3

次元のかたまり 1

次元のかたまり 2

次元のかたまり 3

次元のかたまり 4

次元のかたまり 5

次元のかたまり 6

次元のかたまり 7

次元のかたまり 8

次元のかたまり 9

次元のかたまり 10
********
oil on canvas, P20

折り畳まれた平面の向こう I
oil on concrete panel, 90 x 180cm

遠隔力



次元のかたまり

紙田 彰



多次元は「n次元, [(n-1)次元..1次元]次元」という2次元でイメージできる。または、「n次元, (n-1)次元, [(n-2)次元..1次元]次元」という3次元イメージで考えられる。日常世界では3次元までのイメージしか具体性を喚起しないので、この2次元イメージと3次元イメージで高次元の座標を示すことになる。
「[(n-1)次元..1次元]次元」、「[(n-2)次元..1次元]次元」はそれぞれ多次元を1次元のかたまりとして表現したものである。
「n次元, [(n-1)次元..1次元]次元」は2次元座標であり、「n次元, (n-1)次元, [(n-2)次元..1次元]次元」は3次元座標ということになる。
つまり多次元は、方向性を持たないあるかたまりと、ある方向を持つ線的かたまりとに押し込めることができる。
総合的にみると、すべての次元は次元のかたまりとみることが可能である。
また、さらにつきつめて、1次元座標系というものを想定すると、すべての次元は1次元の線のかたまりになり、この方向のサイズをゼロに近づけるとゼロではないかたまりとなり、座標のスケールそのものをゼロに近いスケールに縮めると、あらゆる次元を示す範囲が単一のかたまりとして示され、次元という分解能(見方)と次元自体がそれぞれ、物質と同じようなかたまりの性質を持つのではないかと思わせられる。

[作成時期]  2007.01.02



BACK


紙田彰の世界 INDEXへ