ぶらり宿六ひとり旅 026



12月13日

【東京】
To: LBH050 (10084:LBH050)
From: UNP063 Delivered: Tue 13-Dec-88 0:38 GMT Sys
7014 (2)
Subject: 9:40am
Mail Id: IPM-7014-881213-005750001
Acknowledgment Sent

 電話して調べました。メーカーの人はLAC-300用ニッカドバッテリーがあればいいといってましたが、これはそこのメーカーのものじゃないと駄目で、国内でしか扱ってないというのです。つまりだめっということになりますね。残念、なんか方法がないものでしょうか。ではでは元気でね。
 眞弓


【ドーバー】
mail 7014:unp063 su 7:30pm 13 Dover

 さて、いよいよ出発です。
 昨晩は田舎町のこととて、何もないなと思っていました。
 しかし、イタリアン・レストランなのですが、パテ、ラザーニャ、ヴィールのクリームソテー、それにイタリアン・ワイン、なかなか良かった。
 これで、イギリスで食べ物は格別悪いなんてことはなかったよ。
 帰ってから、ホテルのマダムとシングルモルトをやりながらいろいろ話をしました。
 旅のこととか家族のこととか、それに彼女も戯曲を書いているとか、僕の英語がグッドなんていってたぞ、ほんとかな。何とか通じてるってことをさしているんだろうけどね。
 僕は英語がa littleというと、私は日本語ができないわ、だって。ははは。
 しかし、ドーバーの英語は実にきれいです。きっとこれがクイーンズ・イングリッシュなのかな。特に年輩の人の言葉がです。

 では、行ってきます。


【パリ】
mail 7014:unp063 su 6:30pm Paris

 いまパリにいます。
 結局、ドーバーを出たのが12:05でした。
 接続の関係で待たされたのです。
 しかし、乗れば早い。
 35分で、ブーローニュにつき、3:42にパリ・ノード駅に着きました。
 時差の関係で、こちらは4:42です。1時間ずれます。そちらと8時間差ということになりますね。
 Hover Speedというホーバークラフトなんですが、これはパリ行きの直通列車とリンクされていて、この一番早いものは何かを案内の女性と相談したり、今日はホテルを先に予約しようと、そこからフランスへ電話をしたり、パリのエリア・コードがわからなかったり、そうそう、朝はタクシーも呼んだんだ。
 まあ、これだけで、結構悪戦苦闘して話しているのでした。
 話は変わるけど、ブーローニュからパリまでの間、一等に乗っていたのだけど、客車は僕一人だけ。全体の乗客も少ないけど、一等なんて乗らないんだね。
 僕は、すごく豪華なものと想像し、それを経験したかっただけなんだけど。まあ、どうってことはなかった。
 それよりも、また新しい景色、冬と自然のまるで見たことのない景観が目の前に開け、impressionを得ました。
 とてもすばらしいです。このような感動は本当に涙を呼ぶ力があるのですね。
 涙こそこらえましたが、目が潤んでしまいました。
 広々と平野が続き、枯れた野や、木々、水、沼、ウェットな野原、ワイルドな地肌、道、遠い森、壊れかけた建物、古い家、古い建物の跡、僕はなんていい旅をしているのだろう。

 北駅に着いて、予約しておいたホテルに入りました。
 モンマルトルのピガール広場の近くです。
 部屋もとてもきれいで、多少高いのですが、パリでは少し楽をしたい。
 それで、ここにずっといることにします。
 値段ですが、655フラン、約1万6000円(これは、朝食込み。朝食は一度しかとらなかったので、実際は570フラン程度。さらに4日目から割引してくれている。また、レートを28円/フランで計算していたが、このときは21円でした。ケチになっているうえに、この計算では、高いと文句をいう方もいう方でした)。
 ごめんね。もう探すのも面倒で、それに6日しかないし。勘弁してください。
 電話はジャックではないけど、直通で外線につなげるので、300ボーでできるみたい。
 ロンドンに国際電話ということになります。
 1分間で150円くらいだと思います。
 だいたいアクセスは、トラブルがなければ1分間で済みますからね。
 だから、ここの払いは、レストランなどを使わないで、ただミニ・バーがあるので(といっても、冷蔵庫に飲み物があるだけ。しかし、メニューを見ると高いな、ビールで25フラン、650円くらいか)手が出るかもしれないな、そうすると12万くらいになるんじゃないかな(実際は電話代を入れて4000フラン弱、8万円ほどでした)。

 hotel Mercure Paris Montmartre
 Paris/Montmartre
 1-3, rue Caulaincourt
 F-75018 Paris
 tel.(1)942.94.17.17

 いま時間を1時間進めました。
 シャワーを浴びて、何か食べなくちゃ。
 しかし、どうやってレストランで注文するんや。
 やはり、一晩ドーバーにいて、少し勉強していて良かった。
 ホーバー・クラフトを待つ間も、いろいろ勉強しました。
 しかし、どうなることやら。

 また、奮戦記を書きますが、電話代がどの程度になるか気になるね。
 気にしてもしようがないか。どうせかけるんだから。
 ただ、小銭の心配がないのが助かる。
 さて、うまく送れるかな。


【東京】
To: LBH050 (10084:LBH050)
From: UNP063 Delivered: Tue 13-Dec-88 14:04 GMT Sys
7014 (2)
Subject: 11:00pm
Mail Id: IPM-7014-881213-126670001
Acknowledgment Sent

 やっとパリに着きましたか。パリの印象はいかがかな。ロンドンと較べるとどうですか。やはり人が多いんでしょうね。こちらでは今日、お義父さんがお金をとりにきました(療養中のため、小生が父の預金口座を管理している)。
 今日は湯島天神で会合があるそうで、早くに帰ってしまいました。鏡子が寂しがってましたが、日曜にまた来てくれるそうです。お義母さんとも、昔の友達のことでかなり話がはずんでましたよ。では、今日はこんなところです。それと鏡子が机の片付けを一生懸命やりましたよ、偉いね。ではでは、またね。
 眞弓


【東京】
To: LBH050 (10084:LBH050)
From: UNP063 Delivered: Tue 13-Dec-88 22:37 GMT Sys
7014 (5)
Subject: '7:40 morning 14'
Mail Id: IPM-7014-881213-203650001

 取りあえず着いてよかったですね。お義母さんが、パリっていいね、行ってみたいねーといってましたよ。さすが花のパリ、あこがれのパリというだけのことはありますか。
 ブーローニュというのはパリから離れているんですね。もっと近いのかと思ってました(港のブーローニュとパリ郊外のブーローニュの森を混同している)。これからこどもたちを起こして、お父さん、無事にパリに着いたよと知らせてあげましょう。ではあとでまた、今日は午前中にお義母さんの病院に行ってきますので(薬を取りに)、午後、メール出します、ばーい。
 2度目のも多少文字化けしてましたがだいじょうぶ、きれいに送られてますよ。(この直前にパリ発のメールが2通あったが、文字化けのためさらに新しく送っている。次のメールが3度目のメールで、その時は日が変わってしまう。だぶったり、化けたものは割愛し、完全なものだけ掲載しています)
 まゆみ


***



前頁

次頁

閉じる