○10月07日: Blog書斎について
私のWEBサイトはレンタルサーバーに存在している。
サイトのほかに、WordPressというブログシステムが付帯しているのだが、自己開発のプログラムでは管理が面倒なので、このブログに順次移行しようと考えている。タブレットを使い出したことも影響しているのだが。
要するに、自宅PCや旅行先のタブレットを、自由に使えるノートのような感じで、NTTのサーバーや、Googleのクラウドサーバーや Evernoteのサーバーなどを利用して、どこからでも、自由な形態で、ひとつの作品に複数の端末を集中させたり、それらを公開できるのだ。
これを、仮想的なノート、書斎といっている。パソコンの前で長時間入力するのはとてもハードだが、寝ながらタブレット端末で入力したり、旅先でウイス キー片手に推敲したり、カフェで素材メモを取ったり、作品を公開したり、自由自在。
ネットワークの中に囚われているように見えても、じつは自分の頭の中に原稿用紙とペンがある。囚われない肉体と自由な頭脳。
この数日、作品をこのような感じで書いているが、素材のアレンジも簡単で、古い書き溜めの素材を解体したりして、まるでコンセプトの異なる原稿を書き上げてもみた。どんなものかなあ、と。
しかし、けっこう、加工する作業は捗るし、造形的な面白さもある。なにか、ためていたものが、あふれてくるような気もしている。
また、最近、金石稔さんとのメールのやりとりで、あまり構えずに文章を書くことで、肩の凝りがほぐれたのかもしれない。
年齢的にも怖いものなし、警戒などしないでやりたいことはやる、という気持ちになっているせいなのかも。
旅行していても、入院しても、タブレット端末で自宅PCと連動して原稿が出来上がる。さまざまのクラウドシステムを利用することで、空間的、時間的な、多角的な推敲もできるし、さっと公開もできる。複数の原稿を同時多発的に手をつけることも可能だ。頭をころころ切り替えながらも、筆はかろやかだ。創作意欲というものが、こんなにあふれてくるときがあるのだ。
以前、絵を描き始めたとき、夢遊病者のように四六時中描きっぱなしだった、あの熱情、あるいは執拗さが再現しているのかもしれない。
ちょっと興奮しているのかもしれないけれど。
そんな具合で、おかしくならなければいいのだが、と。
○9月25日: 詩人・金石稔氏から注目の季刊詩誌「阿吽」第9号が届きました。今号も大冊、23人の詩人・小説家・翻訳家・画家が集まっています。個人でこれだけの雑誌を刊行し続ける力量に感服しています。作品の質・内容もますます高まりをみせています。私は油絵と短篇で参加していますが、今号には故・夏際敏生さんの遺稿詩集「ヘルクレス座球状星団ホット・ライン」の掲載が実現しました。ブログ、同誌発行先は以下の通り。(定価1000円)
現代詩塾 「阿吽塾」塾報「阿吽通信」 ブログ
E-mail: 阿吽塾塾長 綾子玖哉
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Information(2013.10.03)