41
朝を抱きしめるように
冷えたビールを呑んだ
それからいとまごいをし
ほとぼりのさめぬ夢を思い
沼地を歩いた
ホオジロの屍体
こわれる風景
あるかなきかの暗い捷径
神経が疲れている
薄笑いを泛べ
うたたねできる場所を捜した
朝は家々をつらぬいて
もう睡りこんでいる
心臓が冷たい
意志もまた冷たい
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朝を抱きしめるように
冷えたビールを呑んだ
それからいとまごいをし
ほとぼりのさめぬ夢を思い
沼地を歩いた
ホオジロの屍体
こわれる風景
あるかなきかの暗い捷径
神経が疲れている
薄笑いを泛べ
うたたねできる場所を捜した
朝は家々をつらぬいて
もう睡りこんでいる
心臓が冷たい
意志もまた冷たい