未刊行詩集『空中の書』21: 砌の下に ――澁澤龍彦氏に
砌の下に ――澁澤龍彦氏に 石仏の首が 際限なく転ってゆく 賽の目も数えずと … 続きを読む
砌の下に ――澁澤龍彦氏に 石仏の首が 際限なく転ってゆく 賽の目も数えずと … 続きを読む
The impression, Scotland げんこの形をした山塊がどしんど … 続きを読む
イタンキ浜 海岸の砂山に登る五歳の子ら これから記憶を積むこれらの子らの 取り戻 … 続きを読む
(地下室といえども) ――2003.6.6 初めての個展で 地下室といえども … 続きを読む
車座の中の通夜 ――常ならむ 憂世の闇をたち逝かば かぎらう月の蒼く匂ふ … 続きを読む
(触れうるもの) 福原哲郎に 触れうるもの 生ずべきもの 動かざりしものの移動 … 続きを読む
(もの思わしげな) もの思わしげな男の うつむく角度の首の線 夕暮れの薄雲の色に … 続きを読む
etude群について 稲光のような切実な白昼があって油絵具を買うことにした 八号 … 続きを読む
(トマトという水) トマトという水 レタスという水 水の野菜が流れてゆく [作成 … 続きを読む
(俺の描く絵が) 俺の描く絵が ずっと並んでいた まず星が降る 光の繊細な渦 強 … 続きを読む