地磁気の影響だったのか

疑心暗鬼なのの 赤い色が印象的
躊躇しているので 誘導情報が
もれもれ で

外部から内部を窺うことはできない
視線の逆行現象は起こらない
合図のつもりが 見過ごされて
おとりかごから 消えていく
鳥類のつまささきから

水平に外に広がる 同心円の波動うどう
波紋のくちばしに 建物の一階の
ぺしゃやんこの写真が 報道うどうされ

揺れつづく学生寮の屋上に
駆け上がって 海を見るると
闇の底から 海一面が燃え上がる

美術館の窓枠や 強調された外形
赤黒い光が発して 通りの
役場から駅までの びっしりり
縁日の屋台がつづづいて

古い富国への 炭鉱町のはずが
大盛況が 年ごとに寂しくななり
幼年時代は 斜陽のスピードが
加速さされ 町がみるみる凋落して

あつかままし 内部から外部へは
窓が光を味方にして まのあたりと異なり
懐古 保守 固執
百年の反動にかさなりて

どこにいても 記名を強いるか
魂胆があって 少しは
だれがだれやらや よくよく

権威とか状態に夜 あやしげな評価
されているのかいないのか
どの人間レベルなのかとか
気にされる 気になるか
かけるほどのことなのか
生まれきて も