草稿●チューブリン

――ある思考実験。
 チューブリン(微小管細胞)の次元イメージ。(次元f(x))、回路の切断面。
 マイクロチューブルの次元イメージf(x)をそれぞれの回路の切断面とする。チューブルは管であるから、穴という内部の範囲がある。
 ニューロンのチューブリンから次元同士の接地面イメージ。

 マイクロチューブルをプランク・サイズの管ほどに微小化すると、粒子‐反粒子の増殖との関係も窺えるのではないか。チューブルは管であるから、その切断面には穴という内部の範囲がある。チューブルを次元f(x)と見るとき、f(x)の切断面とf(x’)の切断面には、この穴の範囲という限界条件を持つ次元の接地面が皮膜のかさなりとなるのではないか。
 この皮膜を、ピッタリと貼り付いた薄紙を手のひら同士で重ねてひねり合わせるようにするときにできる、捩れ、縒り、折り目、破れ目などが現れるとする。これらは皺、状態の不均衡、泡の発生寸前の姿と見ることはできないか。

 これは重力の発生、粒子‐反粒子の生成などにつながるイメージでもあるが、この皮膜は次元の数だけの接地面に生ずるチューブルの泡回路と見ることはできないか。また、その回路は回路の内部から見るとき、量子的なチューブルとなるのではないか。つまり、波動関数が収束する場、確率が生成する通路、そしてそれらの持つさまざまの形態の管に見えるのだ。次元と次元をかけ合わせた数だけのチューブルの管がすべての次元間に浮かび上がってくる。