166
銀色の頭髪 タコブネと虹
象徴画法に目くじら立てるな
魚の瞳孔が光り
蛇のごとく舌からませ
洞穴のような口腔から
熱病が滲みわたる
唇が裂ける
なぜ、もう世紀末なのか
林檎だ、林檎
記憶と虫干し 乾いた空
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銀色の頭髪 タコブネと虹
象徴画法に目くじら立てるな
魚の瞳孔が光り
蛇のごとく舌からませ
洞穴のような口腔から
熱病が滲みわたる
唇が裂ける
なぜ、もう世紀末なのか
林檎だ、林檎
記憶と虫干し 乾いた空