連詩 迷い未知 三

そろそろ眠すぎて起きていられないので、寝るね。おやすみなさい

昨夜のあのひとの光のことを誰も聞いてこない。夢でも何でもないのに!

おかあさんがお別れじゃなくて、いつでも会えるって伝えにきてくれたんだ。今度また詳しく教えてね。

おとといの夜、大きめの光の玉と中小のいくつもの光の玉が左右の目の端からかわるがわる現れ、三、四十分ほど、頭のまわりをまわっていた。

あ、この話を鏡子と電話でしながらこのトークをしていると、光の玉が左目の端に感じられた。

命日の次の日なのでその返礼なのか、はっきり現れると約束していたから。そのことか。
こんな話は君くらいにしかできないから。

光の玉は(複数)また訪れてくれる。命日を機に別れを言ったのではない。いつでも会えるみたいだ。