見夢録: 2016年02月02日-29日

2016年02月28日 14:42
【かけら】
しかし、脳の中にそれがあるという固定的な考え方から離れることができないだろうか。さらに、それは脳全体、あるいは脳細胞の生物学的な最小の単位で捉えきることができるのだろうか。そのような疑念からすると、それは生物学的な容れ物で掬いとることはできないのかもしれない。

2016年02月28日 18:03
【かけら】
それが形而上的なもので、少なくともサイズを持たないとすると、身体と関係しているという考えは破綻をきたす。なぜなら、超・意識、超・人間という設定が不可欠となるので、ここで扱っている「人間の意識」というテーマとは矛盾するからだ。

■2016年02月29日 02:10
【かけら】
そうすると、それは物理現象であり、生物学的なサイズでは捉えきれないものである。意識は人間とは独立しているという考え方である。そして、それは群体として生物学的あるいは人間的機能を形成することができるのかもしれない。つまり、意識とは「人間のみ」の意識ではないと。
物理現象が群体としてある様相を呈するということは、これは量子論ではないか。確率の収束、波動関数の収縮。