(Satyricon+)

瞬間の唯一無二かもかしれない
絵画が直線のわくわくでしめされるのは
(あの)道の一瞬めくるめくめく
エルマフロジット(など)の人形劇

人工性をしめしめている
カトリック的な想像力と 逸話にも
般若心経もなまなまましく
僧形のほとけけを賛美するながまわもしも(ふかいりいし)

フェリーニの造形力と仮構が
ローマ人の本来性(なの)のか
祝祭のラストシーンのパレードも
天才の勝利として サーカスもの

あらゆゆる肉体は肉体であるる異形、肥満のすすべてを
アジア的な読経がながなれて 欲望と
男女の肉体賛歌がちりめばめられ

いいいなかでもはなたれたりの美しい妄想も
プライベートな真実も
つかれわれる楽器も区別のかつかない

音楽がまんべんべんとなく
要素が離婚もしている(が) 貪欲さの世界が
アジアへの関心が際限もいない
中東からサーカスのエピソードは
憧憬はせつないし しぬでまでくっつたいたり
ローマ的な肉体とはまじまりの

ひかりのまばゆさゆへむかう映画が 過激な人間のるあるく
現代にあるおわのはおわりだけだけといって
対置させる意図(とが)