見夢録: 2016年02月02日-29日

日録■2016年02月02日-29日

■2016年02月02日 02:00
【かけら】
一点に重なるということ。
重なるということは包含されるということとは異なっている。
包含は全体性の概念だが、重なるということは独立[自立]存在でありながら、全体性とは反位している。
あらゆるそれぞれの存在は一点に重なり、同化していない。包摂されていない。押しつぶされているが、外延的なすべての一点が別々でありながら全体性を超克しているのである。
時空も宇宙論的次元も極小の始元も、ただ一点に収束している。
これが存在のほんとうのありようなのかもしれない。

■2016年02月05日 01:41
【かけら】



acryl_2016_02_01, Akira Kamita, 2016.02., paper, acrylic,408 x 310mm

2016年02月05日 01:55
【かけら】
アクリルの研ぎ出し。
最近、旅先で描いていたので、紙にアクリルだけになってしまった。
しかし、油絵のときと同じに、研ぎ出しの手法は相変わらずだ。
紙はアクリル、油彩用のもので、しっかりしている。