雑体:020160202-29: 最近の「おりおりのかけら」から

○脳の重なる位相に自らの鏡像をそれぞれの方向に貫いて

○転写され、鏡映されてゐる 細胞それぞれの範囲の中で

○細胞レベルの視点でその群が再生されつゞく

○脳の中にあるといふ固定的な考へから離れることができないか

○脳全体あるひは脳細胞の生物学的な最小の単位で捉へきることが

○生物学的な容れ物で掬ひとることはできないのかもしれない

○形而上的なものでサイズを持たないならば、身体と関係してゐるといふ考へは破綻をきたす

○超・意識、超・人間といふ設定が不可欠となるので

○「人間の意識」とは矛盾するからだ

○物理現象であり、生物学的なサイズでは捉へきれないもの

○意識は人間とは独立してゐるといふべきか