まだらなはなもよう

まだらなはなもよう
せなかに花火を入れたり
だれもいない部屋で
ぶつりぶつりと
つぶやいている

 鶉駅前バス停の雑貨屋
 この島の雨は止まってしまった
 思考が生じたところだから
 半月体の形成される 路地の温度
 バーボン樽 熟成のための空き樽

すると ほんとうに
じぶんもふくめて
だれもいなくなって
物理だけになっている

街灯に照らされる路面
窓がひかりを味方にしている
それぞれは同化していないし
包摂されてもいない