雑体:020160416 : 「擬宇宙論」から(1)

○思考子は単なるエネルギーなりと見ゆ

○複雑なほどゆらぎは大きく、単純でも強ければ波長は短くなりて

○思考子は漂つてゐる、光と同じやうに

○思考の過程で生まれる「思考」そのものが、思考子のかたまりを発生する

○形象も宇宙レベルでは一瞬の有限性である

○いかな文明も文化も跡形なく消滅し、宇宙の藻屑になるのみ

○生命系も物質の来歴、宇宙プロセス(=物質過程)にあるなり

○情報のすべてが宇宙にばらまかれ、時空に影響を与へる

○身体の管理機構の内部で階層から抑圧されるので、その状態で重層的に自由を奪はれる

○肉体は異生物の合成体 DNAの下層にひたすら下り続け
 意識は多重化、下意識へと深化し続ける(生命-生物系構造体)