雑体:020160416 : 「擬宇宙論」から(1) 投稿日時: 2016/04/18 投稿者: 緑字斎 「擬宇宙論」から(1) ○破片(フラグメント)を露はにし異なつた位相を暗示せよ ○量子(クァンタム)がおのれをカウントするやうに ○偶発性が実在の叫びを宇宙に轟かす ○緊縛された次元が別の形態空間に移行する ○物質がおのずから別の状態、宇宙相に変化する ○次元はそも理想化されたるスケールなり ○物質中に突如生まれた空間が裂け相転移する 曲率をもつ次元が飛び出して ○ちぎれさうなひもエネルギーの強靭 ○単一物質が同時に異なる位置に存在してをる ○極小は光とひもの波打ちて 極大のユニバースはその状態の大変化なり ○全振動が解放衝動とキャンバス上で出遭つてしまつた ページ: 1 2 3 4 5 6