緑字生ズ 028 (もろい骨が)
28 もろい骨が ガラス細工のように 鋭く突き出たかかと 貞操帯と卵 冷たいアス … 続きを読む
28 もろい骨が ガラス細工のように 鋭く突き出たかかと 貞操帯と卵 冷たいアス … 続きを読む
27 ウィスキイが死んだ グラスのかわりに 骸骨をつかんだ 黒衣の女が エンゲー … 続きを読む
悪魔の受感 ――作品言語の夜に向けて 『文連新聞』第3号昭和49年4月6日付 … 続きを読む
26 狂気のはじめとおわりが永遠だ いまは塩汗 肌合わせ はじめとおわりが違って … 続きを読む
25 宗教とはジャイロ効果 午後 稲妻が疾った みぞれが夜半までつづいた あたた … 続きを読む
24 クレイオーよ 地球儀が欠けている 眼は半月だ クルティウスの分類は デルフ … 続きを読む
23 寂しい夕暮とセレナーデ 枕言葉に冷や死んす 美女の足下に 人も知らない秋の … 続きを読む
22 たちもとおる 君に会えたのも 月のモノのなせるわざ そも梅のいらたか 幸せ … 続きを読む
21 乱に曰く 稲架も取り払われ 農夫も土地に埋れる 田の土は 凍った白夜
20 銅鑼が鳴る メルポメネー ああ 秋の深い湖 裸女の像が永遠を見つめる眼で … 続きを読む