未刊行詩集『strandにおける魔の……』04: 魔の系図
魔の系図 I 翼のある種族 マンドラゴラの繁る 夕暮れの赤い空 凍りついた眼球が … 続きを読む
魔の系図 I 翼のある種族 マンドラゴラの繁る 夕暮れの赤い空 凍りついた眼球が … 続きを読む
女陰 つつきでる顎 その落下 ささらさら 月光の波紋 なにごともなく水の朝が這い … 続きを読む
魔女の翔く 大理石の ふつふつ あぶくの唄う沼底に 横たわりてあるもの 満月の … 続きを読む
十時二十一分 月が曇っていた だから妙な気がしたのだ その時間に 眠りの光の中に … 続きを読む