未刊行詩集『strandにおける魔の……』14: astérisque
astérisque 正体不明の言葉 律法 体腔にある鍵穴 荘厳な … 続きを読む
astérisque 正体不明の言葉 律法 体腔にある鍵穴 荘厳な … 続きを読む
遮断機 気泡の…… 気泡の あてどない気泡の 斜行するあてどない気泡の ふぞろい … 続きを読む
徴候(きざし) 青いGomorrha 青いSodom 青い夜 伝説の卵の中の … 続きを読む
眼の街 I 裂かれた眼球 うす桃色の襞すじに 街の景色が ばたばたとまり モンシ … 続きを読む
秋禊 あああああ ああ これほどの これほどの んんん まっさおな夜 主よ! 御 … 続きを読む
strand における魔の…… 浜辺に 磁気帯びる魚 繊い吐息 転がる無数のガラ … 続きを読む
宛名の魔(名宛ての魔) 宛名が (背筋を ぞっと) 指先から離れ (指先から離れ … 続きを読む
棘という神話 館は一対の強靱な鋼となって合わさり、融解寸前の痴呆状態を弾頭部に充 … 続きを読む
棘 家具など調度品の 装寝具 まんべんなく 霜の降り バイスィクル その樹海に … 続きを読む
忍び笑う魔 夜のふかい残響 くらい奥深さから 霜のはなばしらが うすく灼けついて … 続きを読む