緑字生ズ 054 (眇の売笑帰に……)
54 眇の売笑帰に地図をさしだした 市場の隅に 夜の脂がたまっている 彼は旅に出 … 続きを読む
54 眇の売笑帰に地図をさしだした 市場の隅に 夜の脂がたまっている 彼は旅に出 … 続きを読む
53 ひとりひとよのふかなさけ ふたりふたなりうしろがみ さんにんさんずのかわわ … 続きを読む
52 死装束の姉をかき抱く少年 銃と毒 筋肉のわななき 彼らは追放されていたのだ … 続きを読む
51 僧院でコーヒーを淹れる 特別な日 ドイツの農村では 花々が枯れる ホフマン … 続きを読む
50 海面に、辷り落ちるもの 時へ向かう時の皮質 また人骨が出てきた 突堤を駈け … 続きを読む
49 ヤマトネコ 光はアルコールの匂いを放つ 言葉つきの怪音波 詩が書けないので … 続きを読む
48 やはり女は開かれていた なぜなら 黝んだ乳首が冷たい ゆで卵を剥きながら … 続きを読む
47 火の時間の火 手のつけられぬ立体
46 ずいぶん深い思考に浸っていたときに、急に目の前がぼんやりして視点が定まらな … 続きを読む
45 frogよ 跳躍よ つながりにたたみかけ まらが抜けたり刺さったり きちが … 続きを読む