緑字生ズ 072 (愛の現場での……)
72 愛の現場での燦々たるerotic 刺青師は年老いて 姦淫にまたたく股間で … 続きを読む
72 愛の現場での燦々たるerotic 刺青師は年老いて 姦淫にまたたく股間で … 続きを読む
71 銀の首輪をつけ 腹をふくらませた牝犬のいる公園で 薄い色の体をもてあました … 続きを読む
70 サルボウガイよ 錨は永遠に錆ついている 菫色の小宇宙よ 星々の間が広がって … 続きを読む
69 街外れで 隊商の列を幻想した ミイラの顔した男たちに どこまで行くのかと訊 … 続きを読む
68 長い旅の果てに フィラリア病の老人が 樹木の睡りを眠る 黄色の雲がひとがた … 続きを読む
67 断食者の首、鎖の鳴る音、うたたね、しのび笑い、音にならぬ声、地下の泉への道 … 続きを読む
66 方舟にわく蛆 噴水で沐浴するカエル 彼らはポロス石の泡を啖う もう、夜だか … 続きを読む
65 樹木の睡り 国家はどこにもないという嘘 嵐の夜に強姦された娘は 捨てられて … 続きを読む
64 真珠を噛み砕くと いま、ぼくは狂う えいのはだらにしっちゃっちゃ れるっば … 続きを読む
63 耳を尖らす馬を買おうと うすむらさきの橋を渡った 夜の街には白い首の女たち … 続きを読む