寄稿: 金石 稔 「【skr??l】(その7)」
【skr??l】(その7) 金石 稔 陽の鳩尾に深く 暗くなるひかりの指をかけ … 続きを読む
【skr??l】(その7) 金石 稔 陽の鳩尾に深く 暗くなるひかりの指をかけ … 続きを読む
【skr??l】(その6) 金石 稔 ここでは水さえ尖っている 一部分(やはり透 … 続きを読む
【skr??l】(その5) 金石 稔 ただに 夢の遊びがことばになり 謎は奥の戸 … 続きを読む
【skr??l】(その4) 金石 稔 夢の上を走る馬にゆだねた五体満願の 首すじ … 続きを読む
七月の便り 佐藤裕子 イタドリの根元で風の切れ味を試すカメレオンの舌は蒼い 悪 … 続きを読む
鳥は知らなくとも 佐藤裕子 高熱で拐かされ行方が知れぬ手足は順路を食み出し迷い子 … 続きを読む
紅筆 佐藤裕子 遠雷を避けても虫籠が顫える雄を食う雌を子が食うも言伝 静止した … 続きを読む
風信 佐藤裕子 スポイト状の杖は衰えた巻き舌馴れぬ喧騒が心拍を上回る 蝋燭のシ … 続きを読む
傍ら 佐藤裕子 誕生日右側に視野を分け与え眠る一人に一人が譲る羽根枕 影と光の … 続きを読む
石の囁き 佐藤裕子 緑灰に斑が入った卵を呑むと目礼がひとつ走り野の始まり 日向 … 続きを読む