見夢録: 2014年07月01日-08日
日録■2014/07/01-07/08 ■2014/07/01 2014/07/ … 続きを読む
日録■2014/07/01-07/08 ■2014/07/01 2014/07/ … 続きを読む
水の眠り なでしこの散るホタル 器と器の重なり 骨のつながり かすれた色の花びら … 続きを読む
鏡子 鏡子が白樺林から出てきたときには、山の端に黄昏陽がかかっていた 隈笹がびっ … 続きを読む
誘惑 (1) そもそもベルの鳴り方からして妙だった。低い微かな音でありながら、目 … 続きを読む
岸辺 忘却のアシは 切岸から突き出ている 聖なる声音をまねて 亡霊の名を呼ぶ 十 … 続きを読む
人形たち 人形が数体 稽古用のバス・ドラムの腹に 沙の涸いた喉笛に 詩人の義眼の … 続きを読む
滴 時計の針を 神話の錘りとする いまや聖霊たちの夜宴 星は 都市の遺構にまで … 続きを読む
(光が折り畳まれ) 作品とスポットライトの間に ときどき空間が抉られたような わ … 続きを読む
砌の下に ――澁澤龍彦氏に 石仏の首が 際限なく転ってゆく 賽の目も数えずと … 続きを読む