緑字生ズ 169 (黒ずんでもおらず、……)
169 黒ずんでもおらず、澄みきってもいない 佇んでも、駈け出してもいない 肩を … 続きを読む
169 黒ずんでもおらず、澄みきってもいない 佇んでも、駈け出してもいない 肩を … 続きを読む
168 八重桜 夜の契りの炎の滴 別れ霜 墓地はだらなり灰まみれ お粥腹、お粥腹 … 続きを読む
女陰 つつきでる顎 その落下 ささらさら 月光の波紋 なにごともなく水の朝が這い … 続きを読む
〈存在と宇宙論〉世界面 世界面のスライス 世界面の不連続 物質情報のコピー 物質 … 続きを読む
167 魂くぐりの電車が 時間の濃淡を呑み込んでゆく いとおしき大地、つらなるう … 続きを読む
〈存在と宇宙論〉無限点について 物質(エネルギー)が無限点になりえないということ … 続きを読む
魔女の翔く 大理石の ふつふつ あぶくの唄う沼底に 横たわりてあるもの 満月の … 続きを読む
166 銀色の頭髪 タコブネと虹 象徴画法に目くじら立てるな 魚の瞳孔が光り 蛇 … 続きを読む
165 忘れさられた砂場のトンネルが 半分崩れたまま 風にさらされている 街の生 … 続きを読む