緑字生ズ 010 (足をとらえる氷)
10 足をとらえる氷 道路はゴム棒のようにはねている 真珠の中の声 恋唄にこたえ … 続きを読む
10 足をとらえる氷 道路はゴム棒のようにはねている 真珠の中の声 恋唄にこたえ … 続きを読む
9 夜の影 書物の病よ 夏がかすかに開いている あつい欲望につらぬかれている そ … 続きを読む
――大岡信氏に 旋毛風のなか 子午線をわけて 血の道筋が 雪原に現われる 蔽 … 続きを読む
8 悩みに敢然と立ち向かう苦い魂 ただ激しく生きるこの苦さ ミューズ アフロディ … 続きを読む
7 人が生きているというだけの手 悲しみの涙をぬぐうだけの手 あたしの手を握った … 続きを読む
特殊な組版なのでPDFにしました。 chromeで表示できないので、次のリンクを … 続きを読む
(奇妙な断片 その一) その夜、闇の中を歩く赤い顔の男を見てしまった。私はたしか … 続きを読む
6 女よ、まなざしだけの女よ 妄想のほほえみ 一秒が百年となる 赤い唇が永遠に去 … 続きを読む
5 函館山、西の浦、宇賀の浦 腰まで濡れて告白室を出る 鴎と北極星 櫺子窓に凍り … 続きを読む
窗櫺譜(そうれいふ)頌 視線の造型――物質創造のドラマ ?谷俊美第六写真集『窗 … 続きを読む