魔の満月 詩篇「眷族の恋」 (不吉な光の綾の中に……)
眷族の恋 不吉な光の綾の中に 青銅のロンボスがくるくる廻っている 誰に調律された … 続きを読む
眷族の恋 不吉な光の綾の中に 青銅のロンボスがくるくる廻っている 誰に調律された … 続きを読む
1 九段の坂を登っていた。テルミヌスが宿っているあたりにさしかかり、これからこ … 続きを読む
鐘楼に伴連れ八重の蔭潜み滴る炎 駒型に亡霊の叫喚を繋げ淵仰ぎ眼の斑 殉死者の広大 … 続きを読む
(失われる記憶) 短い待ち時間の間に、私は地方都市の商店街をあてどもなく歩いた。 … 続きを読む
恋の衍義 蝸牛の胎には女が宿っている 糠雨の茵(しとね)で 妖しい濛気に擁かれる … 続きを読む
――父が面会にこないのはぼくはそれなりに分かりますし、それが父の闘いだと思っ … 続きを読む
基本的には一つの混乱であり、その本質は一種の破壊的な錯乱であるようなものについ … 続きを読む
貝殻伝説(行分け版) ゆけども間断なく書物はめくれあがる タロットを用いて彼らを … 続きを読む
カテゴリーを調整しています。 また、それにともないメニューも変更します。 徐々に … 続きを読む
常欲する火の螺態 条痕うすく 蟲ばみのひとり語の 酷いあつさ 破れ天に 酸味の風 … 続きを読む