見夢録: 2016年08月01日-31日 投稿日時: 2016/11/28 投稿者: 緑字斎 2016年08月31日 10:54 【かけら】 (『豚と軍艦』についての覚書) ――今村昌平『豚と軍艦』 米軍基地の横須賀を舞台に、押し流されながらもたくましく生き抜く人々。また、その流れに抗って、なお自立しようという若い女性に未来を託し、ニヒリズムに陥らずに、闘う姿を描いている。 もちろん、60年安保や今村の政治的な背景があるが、明確な製作への意志が見られた時代の作品でもある。 ページ: 1 2 3 4 5 6 7 8 9