草稿●チューブリン
素粒子が磁気嵐の中で散乱していく。存在はスライスされていく。反粒子と反存在が散 … 続きを読む
素粒子が磁気嵐の中で散乱していく。存在はスライスされていく。反粒子と反存在が散 … 続きを読む
もうひとつの夢から逃れようというのか、だれのしわざか、肩先から吐息がふっとこぼ … 続きを読む
たしかに生命は自己複製、自己増殖が可能な有機的生物を対象にしたもののように見え … 続きを読む
棘の海――「dance obscura(仮)」の一章に用意された散文詩 わたし … 続きを読む
不眠の森――「dance obscura(仮)」の一章に用意された散文詩 その … 続きを読む
風が わたしの細胞の間を 風が吹く 細胞の分子構造の間を 風が吹きわたる 分子の … 続きを読む
まだらなはなもよう せなかに花火を入れたり だれもいない部屋で ぶつりぶつりと … 続きを読む
はじめははじめられたときからぬかるんでいる げっけいは花るら神ばん のど藻との芯 … 続きを読む
(序詩) 弱虫め、唸りを咽喉に押し込んで 砂まじりの風が 皺の深い顔を痛めつける … 続きを読む
ネットワークに囚われているかに見えても 頭の中に原稿用紙とペンがある 囚われない … 続きを読む