若いころはそれなりにヨガなどもやって体がまあまあ柔かったのですが、
いつのまにか、肩こりや腰痛に悩むようになっていたのが、
数年前です。
その時は、ダンス稽古もサボリ気味でした。
ダンスを復活していくと、
「いつのまにか、こんなにも硬くなってしまった。こんなに硬い体では、ちょっとまずい!」と思い、あれこれと
試行錯誤してきました。
今では、肩こりや腰痛にもオサラバして、「まあまあ柔かった時代」くらいまでは復活しました。
女性は、体の柔らかい人が多いです。これは紛れもない事実。
もちろん、個人差はありますけど。 男性の方が体を硬くしがちだということ。
原因としては、そういう性差であり、骨格の違いもあり、ホルモンなども関係していると思います。
それはそれで、ベースだから仕方ない。 それでも、柔くしていくにはと試行錯誤しました。
その1つは、「ストレッチだけでは、柔くならない」ということ。
もちろん、ストレッチだけで、十分に柔くなる人もいます。 ただ、ストレッチを毎日真面目にやっても、あんまり変わらない人もいるのではないかと思います。
若いころ、ヨガスタジオに行き、そのワークをやっていったら、それなりに柔軟になりました。 十数年後、硬くなり、もう一度、そのワークを真面目に毎日やりましたが、同じような進展がありませんでした。
なぜか、それは、「もう凝り固まっていて、伸ばす程度では、改善できないレベルがある」ということです。
ぶっちゃけ言うと、「体の元々柔らかい人に、硬い人の気持や状況なんて、わからない」!! 柔らかい人に、柔軟する方法を教えてもらっても仕方ないということ。教わるなら、「硬い体をどうにか、柔くした人」の話を聞くのがいいと思います。
だから僕は、女性の皆さんごめんなさい、女性の「伸ばす」をメインにしたストレッチノウハウはあまり参考にしません。
参考にするには、中年以降の「硬い体の柔軟化」に成功した、主に男性の人の話です。
自分の場合は、そのことに気づき、「ほぐす」を「伸ばす」よりも先にすることにで、再び柔軟性が少しずつですが、蘇りました。
体がとっても硬い人、とくに男性には、必要なことかと思います。
なお、「伸ばす」が不要ということではありません。「伸ばす」は大事です。ほぐした体を伸ばして、伸びたことを徐々に体に、脳に刻印していくのです。
ワークショップでも、「伸ばす」ストレッチよりも、動的に「ほぐす」エクササイズを取り入れながら、やっています。