よくダンスのレッスンなんかで
「○○を大切にしよう」などということを習う。いわゆるコツということ。
かなり本質的で汎用的なコツもあれば、そうでないのもある。
ここでは「コツA」としよう。
コツAをその場でそれを覚えたり、マスターしたり、知識に入れることは
あるけど、いろいろ踊っていると、コツAがとても必要だったり、必要でなかったり
邪魔だったりすることもある。
いろいろやっていく中で、コツAがまさしく大事な場面に出会うことがある。
その時に初めて、コツAが腑に落ちるし、
ああコツAをもっとやれるようにしようと思ったりする。
逆にいうと、そういう場面に出くわして、コツAに対しての意識改革が行われないと
コツAをぐっと掴むことはできないのかもしれない。
コツと目的もしくは状況がセットにならないと、コツは宝の持ち腐れになっているのだろう。
タンスの肥やし?
コツは求めれば、求められるかもしれない。
でも、状況は、求めていかないと、いけないとかもしれない。