建畠さんが、言った。
「女って、どう表現したらいいかわからない。」
建畠さんは、日本大学芸術学部美術学科(彫刻コース)教授をされています。
永遠のテーマである「男女論」
これがモチーフになったコラボです。
先日、ダンスシアターの公演が終了したばかりなのですが、
今週の土曜日に、美術作品とのコラボレーションダンスをしますので
ご案内させてください。
一緒にデュオダンスをしてくれる平田明子さんとのデュオになります。
平田さんは、イギリスで振付を学んできた方で、
数年前に僕が企画したイベントに、作品を出してくれました。
その作品が、とても構築されたものでしたので、
とても関心して、今回デュオを依頼しました。
今回、ダンスシアターの作品を自分で手がけるにあたり、
作品つくりの構造などについては、たぶんに影響を受けました。
今回コラボとなる美術は、建畠朔弥さんの作品です。
建畠さんの出した、「男女論」が今回のモチーフになっています。
理解しあえぬ男と女。その違い。その距離。
共演する平田さんとは、ダンス創作について
けっこう真逆の方法をとっているなあと話していました。
平田さんは、西洋的な手法。
僕のは、やはり舞踏的な手法。
距離をつめようとすればするほど、違いが浮き彫りにされていきました。
その時間はとても貴重でした。
今回の男女論のモチーフに重なりました。
これまでの同シリーズの美術家とのコラボは、
共演者がいても、紙田色がけっこうあったと思いますが、
今回は、そうともいえないような作品になりそうです。
とても新鮮です。
ぜひ、お時間ありましたら、お越し下さい。
会 期:2009年4月25日(土)
時 間:開場18:30 開演:19:00
入場料:予約2,000円 当日2500円
会 場:キッド・アイラック・アート・ホール
156-0043 東京都世田谷区松原2-43-11
予約については、メール、メッセージ、問い合わせフォームで返信してください。
お名前と枚数をお願いします。
「一応、行くかもしれない」でも結構です。