【登録 2003/12/25】  
紙田治一 遺稿[ 医療 ]


クランケの呟き  目次


ここに遺された文章は1989年ごろに書かれたもので、1985年11月から始まる、自身の長い闘病生活から得たものである。患者になった医者だからこそ可能なこの告発は、まさしく医療の現場を鋭く剔出したものといえよう。
死してなお、医の志を同じくするすべての同僚に託すその願いを感得あれ。

1 心はクランケの上にあらず
2 患者を見下すな!
3 右大腿切断の宣告!?
4 医師の先入観
5 「便所掃除屋じゃあるまいし」
6 末期胆嚢癌と誤診
7 死の転帰
8 お尻の動かないコルセット
9 退院のススメ
10 集中豪雨?
11 あわや火事!
12 医は算術!?
13 タクランケ!?
14 病の中にのめり込む
15 エッグの行く末
16 格子なき牢獄
17 医療事故の責任
18 診療契約
(登録済み: 12/29)
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(C) Akira Kamita